チシマイチゴ。その実は「美味い!」の一言に尽きます。ただし、チシマイチゴは群生せず、実も小さいため、パイを作るのに十分な量を集めるのは一苦労です。通常は湿地帯に生えますが、写真のイチゴは、湿気の多い細いフィヨルドの奥にある大きな岩の上に生えたコケの間に見つけました。実は、チシマイチゴの実がとても美味しいので、地元ではどこに生えているかを皆秘密にするのです。ですから、皆さんも、ご自分で探して見つけてみて下さい。 (チシマイチゴの学名:Rubus arcticus、俗名:Nagoonberry) 写真: Bill Eichenlaub