リツヤ湾(Lituya Bay)の名前はクリンキット語の「岬の中の湖」という言葉に由来しています。手前に見えるのがセノタフ島(Cenotaph Island)。1786年にフランスの海軍士官及び探検家のラ・ペルーズ(LaPerouse)が部下とリツヤ湾に三週間滞在した時、フランソワ港(Port des Francois)と呼んでいました。後方左手に見える斜面は1958年の地震で大規模な地滑りが起こったところです。525メートルもの津波が起こり、岸辺の植生が削り取られ、セノタフ島の一部が水で覆われ、二曹のボートが海に投げ出されました。 写真: Bill Eichenlaub