1976年7月撮影のマクブライド氷河(McBride Glacier)。1976年の夏、ツアー客船「サンダーベイ」は毎朝約80人の客を乗せてバートレット・コーブ(Bartlett Cove)にあるグレーシャーベイ・ロッジを出発してグレーシャーベイ(Glacier Bay)東部へ上り、まず潮水氷河であるマクブライド氷河に到達しました。当時カヤックで探検する人達はよく、ツアー客船でマクブライド氷河かリグス(Riggs)氷河まで行き、そこで降りて近くでキャンプし、グレーシャーベイをカヤックで下りてバートレット・コーブに戻りました。この写真は氷河の向かいのホワイトサンダー尾根(White Thunder Ridge)から撮ったものですが、写真左手の岩肌が氷河で刮ぎ落とされた状態であるのがわかります。写真のように1976年当時は氷で覆われていましたが、その後融け、現在のマクブライド入り江(McBride Inlet)になりました。 写真: Karen Colligan-Taylor