1967年6月5日に撮影されたワチューセット入り江(Wachusett Inlet)のプラトー氷河(Plateau Glacier)。その頃までにプラトー氷河は、キャロル氷河(Carroll Glacier)やジョン・ミューア(John Muir)が19世紀末に歩き回った広大なミューア氷河(Muir Glacier)を含む大氷原の面影を残すだけとなりました。勾配が緩やかで、大きな割れ目がないことから1967年にはもう成長を続ける活発な氷河ではなくなり、上からは日光に融け、傍からは海に削られる塊となりました。十年後には氷はなくなり、現在見られるようなワチューセット入り江となりました。 写真: Greg Streveler