フィールドスコープを使って鳥を観ると、この写真のハクトウワシ(白頭鷲)のように詳細を見ることができます。この写真はフィールドスコープの接眼レンズに小さなデジタルカメラを当て撮ったものです。魚の残骸を食べた後休憩しているところで、右側のワシのくちばしに食べかすが残り、左側のワシの頭が汚れているのが見えます。 ハクトウワシはグレーシャーベイ(Glacier Bay)国立公園で雛をかえします。一年中公園で見られますが、主に魚を捕食するため、岸近くでよく見られます。翼幅は二メートルにも及び、オスとメスの区別はつけ難いです。ハクトウワシの名で知られるように「白頭」になるには五年はかかり、子どものワシは茶色の頭をしているため、よく他種と間違われます。 (ハクトウワシの学名:Haliaeetus leucocephalus、俗名:Bald eagle) 写真: Nat Drumheller