良い写真を撮るために危険を冒し過ぎるとよく(主に母に)言われます。この写真は、その良い例かもしれません。氷河洞穴の内部に見られる微妙に異なる綺麗な青の色合いを写真に収めようと、リード氷河(Reid Glacier)の氷河洞穴の中に潜り込んで撮ったものです。どうしてそれが危険かと言うと、氷河はしょっちゅうカービング(氷塊が崩壊する現象)するからです。この写真の洞穴も今はなくなっている可能性が十分あります。ですから、このような洞穴に入る時は、さっと入り、さっと写真を撮り、さっと出るという具合に、のろのろしないよう注意します。 写真: Tom Bergman