ハクトウワシ(白頭鷲)。木や氷山の上に止まっているものや飛んでいるものなど、ハクトウワシはグレーシャーベイ(Glacier Bay)のあちこちで見られます。空中から急降下して水中の魚を掴み上げるのは有名ですが、実際にそれを目にするのは珍しく、その写真を撮ることは更に困難です。この写真はグレーシャーベイ国立公園南端近くで小舟上から撮ったものです。拡大してみると、ワシの羽から落ちる水滴に混じって魚の血が飛び散っているのが見えるでしょう。写真の魚は、尾が二つに分かれているところから、サケではなく、大きなニシンだということが分かります。 (ハクトウワシの学名:Haliaeetus leucocephalus、俗名:Bald eagle) 写真: Sean Neilson